【声優インタビュー】増谷康紀「自分を客観視してコントロールするのも大切」




小学生のときから声優になりたくて、大学時代に芝居もやっていました。

でも就職する時期に売手市場だったこともあり、芝居でやっていく決心がつかず、81年にエンジニアとして就職しました。

それがあるとき知り合った声優さんに「今の仕事、楽しいんだね」と言われ、振り返ってみると、実はあんまり楽しくない事に気が付いて。

悩んだ末、30歳を越えて「もう今やらないと後悔してしまう」と思い、昨年退職してオーディションを受け、青二塾に入り、今年ジュニア所属になりました。

養成所では若い気持ちで

なまじ芝居経験があったので、新しく吸収するには不利だと先生に言われた事があります。

また年齢が年齢だったから、若い仲間と溶けこんで(単に仲良くなるのではなく)、若い気持ちになって学ぼうと心掛けました。

日常生活がすべて勉強に

電車の中で人を観察したり、まっすぐ立つ練習をしたり。

台本は自分のセリフ以外の所も全部声に出して読んでみて、先輩がどんな風に演じるのかを見ています。朝は近所迷惑にならないように、ふとんを口にあてて発声練習をしています。

年長者であるメリット

養成所ではまず礼儀や掃除をきちんとやるといったことが大切で、実はここは「学校」ではなく「社会」の一部だということに、若い人はあまり気がつかないみたいですね。

それが見えるのは社会人をやっていた経験からだろうなと思います。

自分を客観視する視点が大切声優を目指す人は、まず自分を客観的に視る視点を養ったほうがいいと思います。

才能があるのか、仕事がないとき孤独や不安に耐えられる精神力はあるのか。

役者はなりきることが仕事だけど、外から見たらどうなのか。熱くなっている自分を客観視してコントロールするのも大切です。あと養成所では、学校と違って教えられるものだけやっていてもいい役者にはなれません。

自分からつかみとっていくしかない。その方法をこれから学んでいって欲しいと思います。

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